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羽越本線:旧線跡(廃線跡)探訪

小岩川-あつみ温泉

少しずつ複線化が行われてきた羽越本線だが、
当区間は国鉄財政悪化を受け、建設途上で放棄されてしまった区間である。

すでに2本の複線長大トンネルが完成済みであり、
取り付け部分の工事さえ完了すればすぐにでも開業できる状態なのだが、
放棄から30年近く経った今も、使用される気配はなく未成線となっている。
従って現在線は1923年の開業以来のルートをいまでも使用している。

2006年の豪雨による土砂崩れにより同区間が不通となった際も、
1ヶ月かけて現存線のほうを復旧させている。
なお現存線には屈指の鉄道写真撮影地が存在する。


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小岩川-あつみ温泉
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@地点

現在線ごしに住吉山トンネル(仮)新津方の坑口を見る。
2011/4


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A地点

小岩川駅ホームより撮影。左に大きくカーブする現在線に対し、
新線はほぼ直線でトンネルへ進む予定だったとみられる。
2011/4


特急「いなほ」が通過。新線に切替えれば数分の短縮が可能とみられる。
2011/4


望遠で撮影。トンネルには柵があり、一部物置となっているようだった。
2011/4


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B地点

住吉山トンネル(仮)の秋田側坑口。山腹にぽっかり穴をあけている。
2011/4


坑口は小川の先の茂みに隠れており、夏の時期は完全に覆われる。
2011/4


トンネル間の土地はJR東日本の所有地となっている。
2009/9


畑の脇で、倒れた境界杭が無残な姿をさらしていた。
2011/4


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C地点

北側の釜谷板トンネル(仮)の坑口。重厚なコンクリートが存在感を示す。
2011/4


1kmを超えるトンネル内部は何も無く、真っ暗で不気味な雰囲気。。
2009/9


明かり区間は約200m。ここに高架が建設される予定だったとみられる。
2009/9


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D地点

釜谷板トンネル(仮)の秋田側坑口。
こちらはあつみ温泉駅周辺の集落に口をあける。
2009/9


あつみ温泉駅側から現在線と未成線を眺める。
2009/9


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E地点

海岸沿いを走る現在線には屈指の撮影地が存在し、多くの人が訪れる。
予定通り新線が開業していれば廃線になり、この撮影地も失われていた。
2011/4


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