津波被害:ＪＲ仙石線、石巻線
仙台から松島海岸沿いに石巻まで至る仙石線と、そこから先女川まで至る石巻線。
仙石線は都市近郊路線として電化等近代化が進んだ路線であるが、
震度6強を記録した地震による被害と、石巻湾から来襲した津波の被害を受け、
高城町-石巻間は長期不通が続いている。
一方、石巻線は多くが内陸部を走り被害は少なかったものの、
終点女川駅には15mの津波が押し寄せ、街とともに壊滅した。
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@陸前富山駅周辺
陸前富山駅入口を見る。低い津波に洗われたと見られる。
2011/6
駅前の踏切。津波の勢いで柵が変形している。
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A東松島市大塚地区
陸前大塚駅付近。このあたりは津波よりも地震の影響が大きい。
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震度6強の地震により、傾いた架線柱と軌道変形が確認できる。
2011/6
東名駅付近。こちらは津波で道床が洗い流されていた。
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B野蒜駅周辺
野蒜駅正面。1階部分は津波の直撃で破壊されている。
2011/6
ホーム側から見た駅舎。待合室はガレキで溢れている。
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ホームの様子。地震の影響か、架線トラスが落下していた。
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松島方面をのぞむ。架線柱等は全て山側へ傾いている。
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この近辺の路盤の多くは石巻湾から溢れてきた波を被った。
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C東松島市長沼地区
成瀬川へと続く築堤は、かなりの勢いの波を被ったようである。
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築堤に上る。道床は流失し、線路が下に落ちていた。
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グシャグシャに壊れた踏切装置が横たわっていた。
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放置されたままの電車を発見。幸い津波を免れたようである。
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D東松島市鹿妻地区
鹿妻駅付近の様子。線路は架線が垂れ下がっている。
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津波の海水をかぶった田園は、湿地と化していた。
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E仙石線貨物支線
貨物線の石巻港ターミナル。奥にはガレキが堆積していた。
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JR貨物石巻港駅。建物は破壊され廃墟と化している。
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構内の一画には、ひしゃげたコンテナが置かれていた。
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同じく、グニャグニャのコンテナ貨車が集めて置かれていた。
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ディーゼル機関車を発見。重量があるため脱線はしていない。
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近付いてみる。破壊されており、修理は不可能と思われる。
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F渡波駅周辺
非電化の石巻線区間。この付近は石巻湾からの津波に襲われた。
2011/6
渡波駅を眺める。ところどころ流された車が放置されていた。
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G女川駅周辺
最も被害が激しかった区間。15mの津波で街全体が壊滅していた。
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女川トンネルへ至る谷間まで、ガレキで埋め尽くされていた。
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女川駅ホーム。停車中だった列車3両は流失した。
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ホーム先端部分。油圧式エレベーターの骨組が残る。
2011/6
駅前の風景。人口1万の街は、死者･不明者約1000人を出した。
2011/6
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