福井豪雨の爪痕(写真・画像)
JR越美北線(H16/8)

2004年7月18日、前線の停滞により福井地方を襲った豪雨災害。
最も被害を受けた池田・足羽地区を通るJR越美北線は壊滅的な
被害を受けた。その惨状を、最も被害の激しかった一乗谷-美山間
についてレポートした。

越前高田〜市波

道床が流され、線路が陥没してしまっている。

越前高田〜市波

途中で橋が歪み、その先のガーターが無くなっていた。

市波〜小和清水

ほとんどの流失橋梁は、橋脚ごと折れてしまっていた。

市波〜小和清水

田んぼのド真ん中にガーター橋が転がっていた。

市波〜小和清水

一見頑丈そうにみえるコンクリート橋脚も、真っ二つに折れてしまっていた。

市波〜小和清水

上の写真を別角度からとらえる。コンクリート橋脚の破断面を見ると、
なんと鉄筋が入っていないではないか。

市波〜小和清水

河川改修の遅れが致命的で、被害を甚大なものにした。

市波〜小和清水

この橋梁は辛うじて流失を免れたものの、道床は完全に流失していた。

小和清水〜美山

川の手前で突然線路が途切れる。ここの橋梁はなかでも被害が
大きく、どこに繋がっていたのかの判別すら難しい。

小和清水〜美山

上の写真と同じ地点で川面まで降りてみた。まさに地獄絵図。

小和清水〜美山

線路とは全く関係ないとんでもない場所にガーターが流れついていた。

小和清水〜美山

道床がバラストごと流されてしまい、線路だけが無残な姿をさらしていた。

一乗谷〜越前高田

越前高田より西へ戻る。ここでも橋が流されていた。

一乗谷〜越前高田

根こそぎ抉られたコンクリート橋脚がゴロゴロ転がっており異様な風景を晒していた。


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